【「アメリカ皮膚科学会」推奨】『財布に優しいスキンケア:SKIN CARE ON A BUDGET』

 本記事では、アメリカ皮膚科学会(AAD)が推奨する「財布に優しいスキンケア」について紹介します。原文をなるべく違約することなく忠実に訳すことを心がけています。

原文はこちら↓
Skin care on a budget

財布に優しいスキンケア(原題:Skin care on a budget)

 スキンケアのルーティンを組む時、効果を得るために高価な製品を使う必要はないということは重要です。

 クレンジング・保湿・紫外線対策という、シンプルな3ステップを取り入れることで、スキンケアにかかる費用を抑えつつ、肌の健康を保つことができます。

 使用する製品の数を制限することも大切で、多くの製品を併用すると費用が掛かるだけでなく、肌を刺激し、老化のサインを目立たせてしまう可能性があります。

 スキンケアをシンプルにすることに加えて、皮膚科専門医が推奨する以下のヒントを取り入れれば、肌にもお財布にも優しいケアが可能になります。

  1. スキンケア製品を使う前と就寝前には、肌を洗浄しましょう。優しい洗浄剤を使うことで、汚れや皮脂、不要な老廃物を取り除き、毛穴のつまりやニキビを防ぐことができます。肌への刺激を避けるために、洗顔は1日2回まで、汗をかいた後に行いましょう。
  2. 保湿剤は、肌がまだ濡れている状態で塗ると効果的です。保湿剤は水分を肌に閉じ込め、肌を明るく若々しく見せます。脂性肌の方でも、顔・体・唇の保湿は忘れないようにしましょう。
  3. シワやシミ、皮膚がんを防ぐために、紫外線対策をしましょう。日陰に入る、日焼けを防ぐ服を着る、日焼け止めを塗るなど、紫外線対策は日々のスキンケアの非常に大切な要素です。服で覆われていない肌には、必ず日焼け止めを塗るようにしましょう。
  4. 保湿と日焼け止めが一緒になった製品など、2つの機能を持つ製品を使うことを検討しましょう。日焼け止めは広域スペクトラムで、SPF30以上のものを選び、2時間ごとに、もしくは泳いだ後、汗をかいた後には塗り直しましょう。
  5. 製品のラベルを確認しましょう。「ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせない)」や「毛穴を塞がない」と書かれた自分の肌タイプに合った製品を選びましょう。
  6. ワセリンの使用を検討しましょう。低コストで様々な用途に使え、乾燥した肌や爪の保湿、軽いケガの手当てにも役立ちます。

 効果を最大化・刺激を最小限に抑えるためには、自分の肌タイプに合った製品を選ぶことが大切です。

肌タイプ

  • 敏感肌:製品使用後にヒリヒリしたり、痛みを感じることがある
  • 普通肌:肌は健康的で、敏感ではない
  • 乾燥肌:肌がカサついたり、かゆみやザラつきがある
  • 脂性肌:肌がテカリやすく、べたつく
  • 混合肌:部分的に乾燥し、部分的に脂っぽい

 自分の肌タイプがわからない場合は、スキンケアルーティンを始める前に、必ず皮膚科専門医に相談しましょう。

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