【アメリカ皮膚科学会】財布に優しいスキンケア|高価な製品がなくても、肌は守れる
スキンケアというと、高価な製品を使うほど効果が高いように思われがちだが、アメリカ皮膚科学会(AAD)は、効果を得るために高価な製品が必要なわけではないとしている。この記事では、AADが公開している「Skin care on a budget(予算を抑えたスキンケア)」の内容をもとに、費用を抑えながら肌を健やかに保つ考え方を、私の言葉でまとめる(原文は記事の末尾にリンクを載せた)。
基本は、洗う・保湿する・紫外線を防ぐの3ステップ
AADが勧めるのは、洗顔、保湿、紫外線対策というシンプルな3ステップで、これを守れば、費用を抑えながら、肌の健康を保てるという。製品の数を増やしすぎないことも大切で、多くの製品を重ねて使うと、費用がかさむだけでなく、肌への刺激となり、老化のサインが目立ちやすくなる可能性がある。
6つのポイント
1. 洗顔は、肌をやさしく洗う習慣として
スキンケア製品を使う前と、就寝前には、肌を洗って、汚れや皮脂、不要な老廃物を落とす。やさしい洗浄剤を使えば、毛穴のつまりやニキビを防ぎやすくなるが、洗いすぎは刺激になるので、洗顔は1日2回と、汗をかいた後に限るのがよい。
2. 保湿は、肌が濡れているうちに
保湿剤は、肌がまだ濡れている状態で塗ると、水分を閉じ込めやすい。顔、体、唇の保湿は、脂性肌の人でも忘れないようにしたい。
3. 紫外線対策は、毎日の習慣に
シワやシミ、皮膚がんを防ぐために、日陰に入る、日焼けを防ぐ服を着る、日焼け止めを塗る、といった対策を日々の習慣にする。服で覆われていない肌には、日焼け止めを塗っておく。
4. 1本で2役の製品も選択肢に
保湿剤と日焼け止めが一体になった製品のように、2つの働きを持つものを選べば、製品の数を減らせる。日焼け止めは、広い範囲の紫外線を防ぐ「広域スペクトラム」で、SPF30以上のものを選び、2時間ごとと、泳いだ後や汗をかいた後に、塗り直す。
5. ラベルを確認する
自分の肌タイプに合った製品のうち、「ノンコメドジェニック(毛穴を詰まらせにくい)」や、毛穴をふさがないといった表示のあるものを選ぶ。
6. ワセリンも選択肢に
ワセリンは、低価格で様々な使い方ができ、乾燥した肌や爪の保湿に使えるほか、軽いケガの手当てにも役立つ。
肌タイプを知る
効果を高めて刺激を抑えるには、自分の肌タイプに合った製品を選ぶことが大切で、AADは、次のように目安を示している。
- 敏感肌:製品を使った後に、ヒリヒリしたり、痛みを感じたりすることがある
- 普通肌:肌が健康的で、敏感ではない
- 乾燥肌:カサつきや、かゆみ、ザラつきがある
- 脂性肌:テカりやすく、べたつく
- 混合肌:部分的に乾燥し、部分的に脂っぽい
自分の肌タイプが分からない場合は、スキンケアを始める前に、皮膚科の専門医に相談するのがよい。
本記事は、AADが公開している情報をもとに、筆者の言葉でまとめたものであり、AADが監修・推奨したものではありません。AADの記述は米国の情報であり、日本で販売されている製品の表示や、皮膚科専門医の制度とは異なる場合があります。肌に異常や気になる症状がある場合は、皮膚科を受診してください。
出典:American Academy of Dermatology, “Skin care on a budget”
https://www.aad.org/public/everyday-care/skin-care-basics/care/skin-care-budget



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