【読書】「幅広い知識と教養を身に着けるための必読書とその順番」をChatGPTと一緒に考えてみた
知識と教養 ― 「知の巨人」を目指して
幅広い知識と教養を身につけるために、私たちは何を読むべきでしょうか。
私にとって知識や教養とは、他人に対して知識的な優位に立つための手段ではありません。
広範な分野の知識をかいつまんでおくことで、別世界の知識や知見が結びつき、自分の頭の中で面白い化学反応が起こることに喜びを感じるからです。これは本と本の間だけでなく、本と日常生活の間にも生じます。
もうひとつ大切にしているのが「好奇心」です。
自分の欲求の赴くままに、知りたいことを本を通じて探求する。そしてそのさらに先には、あらゆる分野に共通する普遍的な原理を追求するという、人生を通じたテーマがあります。
ここで誤解してほしくないのは、普遍的な原理を追求することが、「普遍的で絶対的な原理や真理がこの世に存在する」という価値観に基づいているわけではない、という点です。どれだけ知識を得ようともイデオロギーに染まらず、柔軟な思考を持ち続けながら横断的な原理を探求し続けること――その試み自体が、私にとっての喜びなのです。
柔軟であることはとても重要ですが、多くの人にとって(そして私自身にとっても)簡単なことではありません。
人は説得力のある説明や知見を得るたびに、それを絶対的な原理として認識し、それを否定する論理を無意識に(あるいは意識的に)はねのけてしまう習性があります。絶対的な原理や真理は存在しない、しかしその追求は継続していく――そうした姿勢こそが、真の知性を見出すのだと私は信じています。
あらゆる分野をつまみ食いするように学ぶことは、短期的にはあまり大きな影響を持たないかもしれません。しかし、それを少しずつ続けていくうちに横断的な知識が結びつき合い、長期的には「知の巨人」と呼ばれるような存在に近づけるのではないか――というのが、今のところの私の見解です。
これまで私は、名著と呼ばれる多くの本を読んできました。ですが私たちの強みは、こうした「巨人の肩」に乗っていられることです。人類がこれまで積み重ねてきた知識を、その発展の過程とともに追っていくこともできますし、最新のものから遡っていくこともできます。あるいは、理解が深まると思われる順序で読んでいくことも可能です。
そこで私は、「幅広い教養を身につけるための必読書とその順番」についてChatGPTに聞いてみることにしました。
何度か壁打ちを重ねながら、歴史・哲学・心理学・科学・宗教・神話・経済・政治・社会・投資・美術という分野について、まず入門として読むべき良書とその順番を出してもらいました。
ここには、私のこれまでの興味やChatGPTとの会話の流れをもとに、AIが独自に判断して含めた書籍もあることには注意しておきたいと思います。もちろん完璧ではありません。
読書は好きだけれど乱読にはあまり向かない、あるいは指針があった方が読書がはかどる、という方がいれば、生成AI(ChatGPTでもClaudeでもGeminiでも)に自分専用のリストを作ってもらうことを強くお勧めします。
自分の希望と照らし合わせて納得感のあるリストを作成して、それを順番に読んでいくことを、私のライフワークのひとつとして始めています。
すでに読んだことのある本も含まれていますが、このリストは「世界への解像度が上がっていく順番」で出力してもらっているため、その順序には忠実に読み進めることにしています。最初の数冊は、すでに読み終えました。
もちろんライフワークなので、ゆっくりと読み進めていくつもりです。ただし、途中で他の本が読みたくなった場合は、そちらを優先します。好奇心の熱が冷めないうちに読みたい本を読むことこそが、最良の知識習得につながると考えているからです。
以下に私のリストを紹介します。ChatGPTに聞いたとはいえ、何度も壁打ちを重ねたうえで私自分が納得したリストであることには留意してください。これを読み終えたら、そのことをChatGPTに伝えたうえで、次は中級者向けのリストを作成してもらうつもりです。
私の入門書リスト
世界史
- サピエンス全史
- 銃・病原菌・鉄
- 文明論之概略
- 歴史とは何か?(Carr)
哲学
- ソフィーの世界
- 西洋哲学史(ラッセル)
- The Passion of the Western Mind
- 本を読む本(アドラー、ドーレン)
心理学
- Psychology (Myers)
- 人間と象徴(Jung)
- ファスト&スロー
科学
- 科学革命の構造(Kuhn)
- コスモス(Sagan)
- 利己的な遺伝子
宗教・神話
- 世界の宗教(スミス)
- 千の顔を持つ英雄
- 金枝篇(フレーザー)
経済・政治・社会
- 入門 経済学(マンキュー)
- 民主主義(Dahl)
- 教養としての20世紀(デュラント)
投資
- 敗者のゲーム
- サイコロジー・オブ・マネー
- ウォール街のランダム・ウォーカー
- 賢明なる投資家
- 株式投資の未来
- ピーター・リンチの株で勝つ
- バフェットからの手紙
- The Most Important Thing
- Poor Charlie’s Almanack
- 証券分析
美術
- 西洋美術史
- Ways of Seeing
- 日本美術史
- 現代アートとは何か
- 美術の物語


