【おすすめデスク】スタンディングデスク(昇降式デスク)のすすめ

スタンディングデスクとは、その名のとおり、立ったまま作業ができるデスクのことだ。天板の高さを変えられる昇降式なら、座ったり立ったりを切り替えながら、こまめに体を動かしやすくなる。

私は学生時代から、就職したら昇降式デスクを購入するという強い意志があった。もちろん良いものを選ぶと安い買い物ではないが、価格を上回るくらいには得られるものがあるはずだ。

座りすぎへの懸念

長時間座り続けることは、私たちが思う以上に、体に負担をかけている可能性が高い。

ケンブリッジ大学などの研究グループは、2016年に『ランセット』誌で、100万人以上のデータを分析した結果を発表した。1日8時間以上座る人は、ほとんど動かない場合、早期に死亡するリスクが高い。ただし、1日に60〜75分の中程度の運動をする人では、座りすぎに伴うリスクの上昇が、見られなかった。

この結果が教えてくれることは二つある。座りすぎは、避けるに越したことはない。そして、座る時間を減らすだけでなく、運動の習慣も欠かせない。スタンディングデスクは、後者の代わりにはならない。立っているだけでは、エネルギー消費は、ほとんど増えないからだ。

では、スタンディングデスクで、何が変わるのか。ランダム化試験などをまとめたコクランのレビューによれば、昇降式デスクを使った人は、通常のデスクの人より、勤務中の座る時間が、30分から2時間ほど短かった。ただし、そのレビューは、座る時間を減らす効果が長期の健康にどう結びつくかについては、質の高い証拠が足りない、としている。

つまり、スタンディングデスクは、座りすぎを「減らしやすくする環境」であり、健康を保証するものではない。この点を踏まえたうえで、それでも導入する価値があると、私は考えている。毎日7〜8時間を過ごす場所を、体を動かしやすい環境にしておくことは、意志の力に頼らずに続けられる、数少ない方法だからだ。

毎日使う道具だからこそ、投資する価値がある

とくに在宅で働く人にとって、作業環境は、一日の大半を過ごす場所だ。7〜8時間働く人なら、人生の約3分の1といわれる睡眠のためのマットレスと同じくらい、作業デスクにもこだわってよい。

たかがデスクといっても、安価なものから高価なものまで、性能も品質もさまざまだ。家具としてはサイズが大きく、失敗すると処分にも手間がかかる。長く使うものだからこそ、選び方を頭に入れておきたい。

選び方は三つ

おすすめの選び方は、大きく三つある。

  1. 「立つ」「座る」の両方ができる
  2. 簡単で快適に、高さを調節できる
  3. 高さの調節幅が大きい

一つ目は、「立つ」と「座る」の両方ができること。「立つ」姿勢でしか使えない、高い位置で固定された天板もあるが、これは上級者向けだ。立ったままでしか作業しない強い意志があれば問題ないが、座る選択肢がないと、作業がはかどらず、かえって逆効果になりやすい。長時間の立ち続けも、それ自体が体の負担になりうるので、座ると立つを切り替えられることが大切だ。

二つ目は、高さ調節の手軽さだ。ハンドルを回す手動タイプは、切り替えが面倒で、結局楽な「座る」ほうを選びがちになる。これでは意味がない。とくにおすすめなのが、好みの高さを登録できる「メモリ機能」だ。ボタン一つで、いつもの高さまで昇降できるので、切り替えがとてもスムーズになる。

三つ目は、調節できる幅だ。まず、自分が「立つ」姿勢で快適に働ける天板の高さを、事前に調べておきたい。身長や感覚によって個人差があるからだ。cm単位で細かく調節できる柔軟性も大事で、しっくりこない高さしか選べないと、集中力ややる気が落ちる。

おすすめの製品

選び方がわかっても、いざ探すと、品ぞろえの多さに戸惑うだろう。私が愛用しているのは、「FlexiSpot」の製品だ。昇降式デスクだけでも、価格帯は1万円台から10万円台まで幅がある。

FlexiSpot(フレキシスポット)公式サイト

安いものを安易に選ぶと、機能の面で後悔することもある。かといって、デスクに10万円は高すぎる、というのが本音だろう。


私が愛用しているのは「E7」で、天板を含めて5万〜7万円台が目安だ。2024年の「mybest」家具部門で最優秀賞を受賞している。価格と機能のバランスがよく、少し高価だが、自信を持っておすすめできる(最近は、E7Pro、E7H、E8なども登場している)。

電動昇降式デスク『E7』

E7の昇降範囲は58〜123cm、耐荷重は125kgだ。左右の脚に二つのモーターを備え、昇降の力も速さも優れている。高さはタッチパネルで最大4つまで登録でき、障害物を検知すると昇降が止まるので、安全に使える。天板のサイズは選べて、私は120×60cmを使っている(家が広ければ140cmにしたい)。

5年保証がついているが、今のところ不具合は起きていない。長く使う家具なので、少し奮発して、よいものを選びたい。失敗するほうが、結局は高くつく。


ちなみに公式サイトのランキングで現在(2026年10月時点)1位となっているのは脚の部分がコの字型になりスペースを有効活用しやすい「E7 Pro」だ。

電動昇降式デスク『E7 Pro』

それでも高いと感じる人には、「EF1」シリーズをすすめる。E7ほどではないが、スタンディングデスクとして使うには、十分な性能がある。金銭的余裕がない新社会人や学生にとてもおすすめだ。

電動昇降式デスク『EF1』
電動昇降式デスク『EF1 Pro』

ほかにもさまざまなシリーズがあるので、自分の好みに合うものを探してみてほしい。

買うなら「公式サイト」でセールとクーポンを活用!

最後に、「FlexiSpot」では、年末年始などに定期的にセールが開かれ、E7も5万円台まで下がることがある。メルマガに登録すると、1,000円オフのクーポンももらえる。セール時に購入するのが、お得だ。
私も実際に値下げが行われている時期にクーポンを利用して購入している。

最後に

スタンディングデスクは、座りすぎを防ぐための、一つの手段にすぎない。使い始めたら、一日の中に、体を動かす時間も、意識して足してほしい。

参考文献

Follow me!